おとなもこどもも考える ここはだれの場所?

こんにちは!9月に入り、秋を感じる日も増えてきましたね。

衣替えをして、ついでにお部屋の模様替えもしたいなーなんて気分のとき、お気に入りのライフスタイルショップを見つけておくと、生活に統一感が出てファッショニスタ気分が味わえることに気付いてしまいました。

ライフスタイルショップとは、衣・食・住にまつわる様々な商品を取り揃え、生活スタイルを提案するお店のスタイルのこと。都内ではモデルの梨花さんが手掛けるMaison de Reefur(メゾン・ド・リーファー)や、昨年秋に神楽坂にオープンしたla kagu(ラ カグ)などが有名……のような気がします。

 

さて、このライフスタイルショップという店づくりを日本でいち早く始めたのが、今回ご紹介しますヨーガン・レールさん。

レールさんは1944年にポーランドで生を受けたドイツ人のデザイナー。1972年に日本で自身の名を冠したブランド「ヨーガン・レール」を立ち上げ、1974年には表参道にショップをオープンさせました。

自然への思い入れが強く、天然素材のみを用いた洋服づくりをされていたレールさん。昨年秋、移住先の石垣島で急逝されましたが、1999年ごろから暮らしはじめた石垣島では自然に囲まれた生活を送っていたそうです。

 

そんな彼が「私の最後の仕事」と言っていたという照明の展覧会『おとなもこどもも考える ここは誰の場所?』が、10月12日まで東京都現代美術館で開催されています。

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引用:Casa Brutus

温かみのある光を放つ照明たち。実はこれ、浜辺に打ち上げられたプラスチックのゴミを集めて照明にしたもの。晩年のレールさんは、年々増えつつあるプラスチックのゴミに対して憤りを感じていたのだそう。ですが彼はこうした現状を恐ろしげに見せるのではなく、美しく、役に立つ実用的なものとして見せるために、毎日愛犬とともに浜辺へ向かい、拾い集めたゴミを磨き、穴を開け、糸を通すことを日課にしていたそうです。

 

都内で生まれ育ち、シーズン以外は滅多に海に行くことのない私ですが、江の島ゴミ拾いに参加した際には浜辺に打ち上げられるゴミの多さを目の当たりにし、大変驚かされました。だからこそ、レールさんの活動を知ったときは心を動かされるものがありました。

今日から始まるシルバーウィークを利用して、みなさんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。